質 問 : Question 

酸化被膜除去 

ポイント 

 

 Q‐1

お世話になります。

○○ ○○梶@○○工場 技術課 の ○○と申します。

 突然のメールにての質問、失礼致します。

 

現在、弊社にて御社から、金属の溶融にホロクリン?を購入させて頂いております。

大変効果の高い処理剤で、非常に助かっております。

    さて、この処理剤が適当か分かりませんが、以前、御社のなんらかの資料の中で、

 

『金属の表面状態をよくすることで、接合強度を上げることができる』

 

というものを拝見させていただいた記憶があります。

    この辺についてもう少し詳しく教えていただければとおもいます。

 

 ・どんな金属でもそれが言えるのか。

   ・どんな金属同士の接合で、そのデータが得られたか。

   ・実際のデータ−等

    それから、酸化被膜除去にも適しているとHPから確認させていただきましたが、

その、酸化被膜が除去できたかどうかの判断は、どのようになされていらっしゃるのでしょうか

(これは処理剤の話しとは直接関係ありませんが、参考に教えていただけませんでしょうか。)

 

以上、不躾な質問大変申し訳御座いませんが

よろしく御願い致します。

 

A‐1

○○ ○○梶@○○工場 技術課 ○○様

お問い合わせ頂き有難うございます。また、当社商品をご使用頂き誠に有難うございます。

ご質問の件

-『金属の表面状態をよくすることで、接合強度を上げることができる』

-全ての金属の表面には酸化皮膜及び酸化富化層が存在し、この表面の状態がメッキ及び溶接

及びロー付け時に影響を与えます。

   そこで一般的に良く言われている酸洗い、若しくはエッチングと呼ばれる手法で取り除いてい

ることに成ります。

 

   本、手法に措いて一番重要なことは素材を傷めることなく除去するか、がポイントになる訳です。

   母材が小さく、また、薄い物、更にはチタンのような金属結晶構造中に水素原子が入り込むことで

   脆化する問題と成ります。

 

   溶接強度を上げるには、溶接箇所同士の界面をいかにクリーンに仕上げて有るかに左右されます。

   クリーンな状態に仕上げれば仕上げる程、溶接部分の合金化の状態が向上する良好なクラッド状態

   になり溶接強度も必然と高まります。

 

-どんな金属でもそれが言えるのか。

-言えます。

 

-どんな金属同士の接合で、そのデータが得られたか。

-チタン及びαチアンβチタン等のチタン合金並びにNT合金

 

-酸化被膜が除去できたかどうかの判断は

-EPMAでの表層解析を用いれば識別で判断できます。

  他にも何点か分析装置が有ります。

  装置の名称又は写真をお送り致します。

 

文章では、なかなか詳細にお伝えできませんことお許し下さい。

今後とも宜しくお願い致します。

 

 

 

 

酸化被膜の除去に現状は、普通の紙やすりを使用しております。

ただ、問題としては目視確認が難しい(ほぼ不可能)であることがあり

それを、なんらかの検査機でチェックを掛けたいというのが

今回の背景にありました。

 

電顕等を使用するほど、金を掛けられないということもあり

いろいろと情報を集めている状況でした。

 

御社の酸を使用させていただくというのも

一つの有用な手段としては候補に上げさせていただきたいと考えております。

 

またこちらでの調査を継続していきたいとおもいます。

 

このたびはありがとう御座いました。